houkineko’s blog

「読書アウトプット」や「やりたいことリスト消費日記」等、自分用記録の一貫で使用しています。

他人を信じるな!「信じていいのか銀行員 マネー運用本当の常識」から学んだこと

【「信じていいのか銀行員 マネー運用本当の常識」を読んで学んだこと】

 

 

 

ペイオフ預金保険による払い戻し=銀行の破綻

 

ペイオフ対策は「国債」か「MRF

→当分お金を動かさずに済むのなら「国債

→お金の出し入れがありそうなら「MRF

 

【銀行で買っていい運用商品】

・個人向け国債

・変動金利10年(近年景気が低迷しているため、固定金利よりも安く借りられる場合が高い)

 

・銀行でNISA口座を持つのは損。

→NISA口座での運用はTOPIX連動の国内株式インデックスファンドがベストの選択肢になる場合が多い。この場合、最も良いのはTOPIX連動のETF(上場投資信託)であるが、銀行は上場株式やETFを取り扱っていない。

 

・後から「アフターフォロー」を要するような理解の下でリスクを伴う金融商品買ってはいけない(「アフターフォロー」が必要=いい「カモ」になっている)

 

マネーワンストプショップ=危ない場所

 

〈資産運用の基本的手順〉

・家計の分析

・資産配分

・商品選択

・売買窓口の選択と投資実行

・運用のメンテナンス

 

投資家のタイプで運用商品を選ぶな

→「リスクは投資金額で調節可能」

 

目的や夢でお金は増えない

→お金の増やし方に夢は関係ない。あくまで手段。

 

インカムゲインキャピタルゲインはいくらでも切り替え可能(仕組み商品)

「お金に関する判断では、インカムゲインキャピタルゲインは合わせて考える」

 

 

手数料にはこだわりを持つ

 

運用商品のリターン分析

→市場リターン+運用者の腕のリターンー手数料

 

「市場リターン」が共通な商品は「手数料」の大小だけで優劣が決まってしまう。

・同じ通貨、金利で、為替の手数料が異なる外貨預金の優劣

 

・為替手数料がより大きな外貨預金は手数料のより小さな外貨預金と比較して、「円安の時は儲けがより小さく」、「円高の時は損がより大きい」。

→普通の個人が銀行の店頭で利用できる外貨預金は、外貨建てMMFやFXと比較して劣る場合が多い。

 

・国内株式に投資する投資信託を評価する場合、「運用者の腕のリターン」は評価できないのだから、手数料がより大きなファンドを初めから除外できる。

 

*買値を気にするのは恥ずかしい

→投資対象の今後のリスクとリターンは自分の過去の買値からは何ら影響を受けないのだから、投資の判断は自分お買値に関係なく行わなければならない。

 

【まとめ】

・年齢と運用方法は基本的に無関係 

・資産使途と運用方法も概ね無関係。老後保険と子供の学費は同じ運用方法でいい。

・リスクを取る大きさは、運用商品の種類ではなく、リスクを取る運用商品に投資する  「金額」で調節するのがいい

・運用商品を購入するかもしれない相手(銀行、証券会社、保険会社、FPなど)に運用を相談してはいけない

・配当や分配金を使うのも、自分が持っている普通預金を取り崩すのも、同じ金額を使うなら、経済的な意味は同じ。

・株式や投資信託は、お金が必要だと思えば、自分が買った値段よりも安く売っても全く問題ない。

・同じ市場に投資するにあたって手数料がより高い商品は「それだけ」でだめ。手数料は高いが、運用は上手いなんてものはない。

 

・「資産使途に合わせて、運用方針を当てはめる」アプローチは必要ない

→株式でも投資信託でも必要な時には数日で現金化できる。

×「ライフプラン別」

×「投資経験別」

 

NISAの場合も、全体としてリスクを適正化する運用の中で、期待される節税効果が大きく、長期保有するであろうと予測される部分をNISAに「割り当てる」考え方で正しい運用が可能。

 

・バランスファンドは「初心者向き」でも何でもない!!

 

バランスファンド:内外の株式、債券など複数のアセットクラス(資産分類)に投資 する運用商品のこと

 

バランスファンドに投資した場合、運用の中身が実際にどうなっているかについて曖昧さが残る。

→「リスク」の把握が難しい=初心者向きではない

 

NISAは運用益が非課税になる仕組みなので、自分の運用全体の中で期待リターンの高い資産の運用をNISA口座に集中させることが得になる。

 

【お金の運用に関しての3つの見方】

・投資家はリスクを投資金額で調整できる

・投資家にとって大切なのは自分の資産の「一部」ではなく「合計」だ

・投資家は運用の中身を知らないよりも知っている方がいい

 

毎月分配型ファンド:毎月決算を行い、分配金を支払う仕組み

 

毎月分配型ファンドという仕組みは、運用利回りがプラスであることを前提とするため、課税のタイミングが早くなる分だけ、年1回分配の同一運用内容の商品よりも確実に損になる。

また、同じリターンであれば元本の成長を阻害する仕組みなのでNISAにも不向き。

 

 

ブラジルレアルや豪ドルのような新興国通貨の為替リスクは概して大きく、先進国の株価指数並みかそれ以上の大きさになる。

→本来、高齢者や運用知識が不十分な人に売ってはいけない商品。

 

ラップ口座:資産の運用管理を証券会社や信託銀行に包括的に任せる仕組み

 

・ラップ口座はかなり危険。

投資信託を頻繁に行うと新たに買う商品の販売手数料がその都度かかる。

 

〈ラップ口座が危険な理由〉

・運用の判断を放棄してしまう危険

・金融機関が「適切なリスク」を判断できない

・手数料水準が高すぎる

・手数料の高い商品が組み込まれてしまう

 

【運用商品の評価基準】

 

①投資家から見て、手数料が小さければ小さいほどいい

 

運用商品のリターンは、「国内株式」「外国株式」などの資産のカテゴリー別の

「❶市場リターン」と運用者の関与によって発生する「❷運用スキルのリターン」と、運用商品が顧客から取る「❸手数料」の3つの要素で決まる。

 

・投資と投機を混同しない

投資:何らかのリスクをとって経済的な生産活動に資本を提供する行為

投機:お互いの見通しの違いに欠けるゼロサムゲーム的なリスクを取ること

 

テクニカル分析よりもファイナンス研究の知識を持とう!

 

【投資家の誤解】全て×!!!

・長期投資するとリスクが縮小する

・高齢者には配当や分配金のようなインカムゲインを指向する運用が向いている

・手数料が高いにもかかわらず、アクティブ運用の投資信託に投資する

・高金利通貨には為替リスクがあるけれども、高利回りが期待できる

・銀行員は、運用の相談をするのにふさわしい相手だ

 

 

【個人用・お金の簡便法】

 

①当面必要になるかも知れないお金を銀行の普通預金に置く。

金額は絶対に借金の必要が生じない程度の余裕を持って。

残った当面使わないお金を「運用するお金」なのだと認識する。

 

②ネット証券に口座を開く

 

確定拠出年金、NISA(少額投資非課税制度)について自分に利用可能な枠を確認する。両者とも、使える最大限に利用する。NISAは銀行ではなく証券会社に口座を開く。

 

④運用するお金の中で、「リスク資産」を持つ「金額」決める。

この場合、リスク資産を「1年で投資額の3分の1くらいの大損をするかも知れないが、平均的には銀行預金よりも5%利回りが高く、幸運なら大損の確率と同じで4割くらい儲かるかも知れないもの」だと思って、いくら買いたいか金額を決める。

 

⑤「リスク資産」に配分したお金を50%はTOPIX連動型のETFに、50%を外国株式に連動するインデックスファンドに投資する。商品選択の基準は最も手数料の安いもの。

銘柄は国内株式は「MAXISトピックス上場投信」、「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」(2015年執筆時点)。

 

確定拠出年金とNISAには、リスク資産を集中し、全体の合計で「国内株式」「外国株式」が50%ずつになればいい。両口座の利用枠で足りない分については、ネット証券の口座で投資する。

 

⑦「運用するお金」で「リスク資産」で持たないお金を「無リスク資産」で運用する。

[内訳]

・しばらく動かさないが絶対に損したくないお金は「個人向け国債・変動金利10年満期型」

・頻繁に出し入れするお金は銀行の預金か証券会社のMRFマネー・リザーブ・ファンド)に配分。「ただし、銀行預金は1人で 1行当たり、1000万円まで」

 

 

 

*運用に回さないお金を別途確保しておくことは必要。

概ね毎月の生活費の3ヶ月分程

 

確定拠出年金(DC)とNISAの口座開設

→会社にDCがあれば、これを利用する。

会社に独自の企業年金がなく、年金は厚生年金だけだというサラリーマンは「個人型確定拠出年金」と呼ばれる制度を自分で金融機関を探して手続きをして利用する。

(仮に、税率が20%になる所得水準の方の場合、毎年5万5000円強の税金を節約できる。加えて、DCでは運用期間中にかかる税金(20%)が免除される)

 

個人型拠出年金の利用枠は月2万3000円まで。年間27万6000円のお金を所得税・住民税などが掛かる前の所得から積立投資に回すことができる。

フリーランスや自営業で国民年金以外に年金に加入していない場合、月6万8000円、年間81万6000円まで個人型拠出年金を利用できる)

 

ポートフォリオのモニタリング」

1日に1回くらい「インデックスの上下を気にしておく」

→これに加えて、大きな相場の変動があった時か、2~3ヶ月に1度くらい自分が投資している商品の時価を見る。

 

「市場のチェック」

日本の株価(TOPIX日経平均)、米ドル・円の為替レート、ニューヨーク・ダヴ、長期金利(10年国籍の流通回り)は毎日数字を見て、前日の値との比較について10秒〜20秒くらい「どうしてそうなったか?」と考える。

 

【ポイント】

・運用の能率としての利回り

・「割引」という考え方

・フェアな市場価格の情報価値

・投資はプラス、投機はゼロサム

・まず手数料を評価せよ

・リスクとの付き合い方

分散投資のメリット

機会費用の考え方

・サンクコスト(埋没費用)の考え方

・他人を信じないことの重要性

 

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