houkineko’s blog

旅行の記録ブログです。

世界史・日本史の流れがより簡潔に!!お金の流れで歴史を追おう!!

大村大次郎さんの『お金の流れと歴史シリーズ』をご紹介*

 

皆さんこんにちは。ホウキ猫と申します!

このブログでは、筆者の気になる物事を調べて記事にしています。

読んでいただけたら嬉しいです。宜しくお願いします^^

  

 

さて、今回ご紹介するものは・・・

 書籍『お金の流れと歴史シリーズ』です!

 

 

筆者が勝手に『お金の流れと歴史シリーズ』と読んでいるこれらの書籍・・・

簡潔でとても理解しやすく、感銘を受け、今回記事にさせていただきました!

実はこの本を書いてくださった方は国税調査官なんです!

その名は「大村大次郎」さん!!!

著者紹介欄によると、国税局に10年間勤務なさっていたとか・・・。

 

 

この書籍は、歴史に対して苦手意識をお持ちの方にぜひ読んでいただきたい!!!

お金の流れを追うことで自然と頭に歴史の流れが入ってきます。

それはもうスルスルと!かなり抵抗なく、歴史を学べるのではないかと思います。

 

また、歴史の流れを追うだけでなく、現在の経済状況と照らし合わせながら読むとさらに興味深く感じました。

 

そんな『お金の流れと歴史シリーズ』、今回はその中の3作品を簡単にご紹介いたします!

 

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Anja🤗#helpinghands #solidarity#stays healthy🙏によるPixabayからの画像

 

 

 

〈本のご紹介〉

 

 

『お金の流れでわかる世界の歴史』著者:大村大次郎

 

 

古代エジプトが栄えた秘密は “徴税システム” にあった!

税金の流れ、貨幣の移り変わりなどから「世界史」を読み解いていきます。

 

章別にざっと国・時代を分けると、こんな感じです。 ↓↓

 

古代エジプト古代ローマ

⒉中国(始皇帝〜)、(ユダヤ人の関わり)

モンゴル帝国イスラムオスマン・トルコなど)

⒋スペイン(大航海時代)、ポルトガル

⒌イギリス(奴隷貿易の頃)

⒍フランス(ナポレオン台頭)

⒎イギリス(植民地政策時代)、アメリ

ユダヤの大富豪ロスチャイルド家と経済

⒐日本(明治)

⒑ドイツをはじめとした各諸国(第一次世界大戦〜)

11.ドイツをはじめとした各諸国(第二次世界大戦〜)

12.ソ連(誕生〜崩壊)

 

特に印象的だった内容は、第1章と第8章、第9章です。

ロスチャイルド家の起点のきく資産運営のお話や日本の成長ぶり・運には驚かされました。

また、第1章の「徴税役人の腐敗」と「脱税」については考えさせられるものがありましたね。

今日の経済にも通ずるところがあるのではないかと・・・

この本を機にもっと経済のお金の仕組みについて知りたいと思いました!

 

 

 

 

『お金の流れで読む日本の歴史』著者:大村大次郎

 

 

信長はやっぱりすごい!武田信玄との経済力の違いが勝利を確定させた!!

当時の貿易、経済力から「日本史」を読み解いていきます。

 

章別にざっくり時代を分けると、こんな感じです。 ↓↓

 

1.縄文〜平安

2.平安〜室町

3.戦国時代

4.江戸時代

5.明治時代(貿易編)

6.明治時代(戦争・軍事編)

7.日本の急成長と他国との関わり

8.高度成長とバブル

 

個人的に印象的だったのは、第3章と第4章!!!

戦国時代というとひたすら戦いの『強さ』をイメージしてしまいますが・・・

経済的な『強さ』もかなり重要だったのだなと実感させられました。

特に信長!!貿易をうまく利用した経済力向上対策には圧倒させられました。

 

 

 

『お金の流れで探る現代権力史』著者:大村大次郎

 

 

アメリカは世界で一番の借金大国!?

戦争・政治の裏側にはやっぱり「お金」が絡んでいた!!

「お金」に注目しながら近代史を読み解いていきます。

 

章別にざっくり分けると、こんな感じです。 ↓↓

 

1.イギリスの権力とお金(海軍と海賊)

2.アメリカの金ドル本位制について

3.ソビエト連邦とは

4.「オイル・マネー」解説(アラブ)

5.敗戦国ドイツの華麗なる復興

6.アメリカと日本の関係(貿易など)

7.石油利権闘争(アラブ社会)

8.中国の経済力について

9.東西冷戦の解説

10.アメリカと借金(日本の経済問題についても触れる)

11.イスラム国について解説

12.EUとは(イギリスEU離脱について)

13.アメリカVS中国(お金の観点から探る!)

14.タックスヘイブンについて(イギリス)

 

 

個人的に印象的だった章は、第10章です!!

今や日本は巨額の赤字国債を抱えてしまっていますが、元々の原因を辿ってみると・・・

もしかして「アメリカのせい」!?とても興味深い内容でした。

他にもイスラム国やアラブとアメリカの対立、イギリスEU離脱等、誰もが聞いたことのある重要事件について触れられており、政治・経済の勉強にもなります!

 

 

 

 

今回は「歴史とお金」にピックアップした三冊の書籍をご紹介させていただきました!

今後またお勧め書籍を見つけ次第、記事にしていきたいと思います。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

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