houkineko’s blog

「読書アウトプット」や「やりたいことリスト消費日記」等、自分用記録の一貫で使用しています。

映画制作の莫大な費用はどこから調達しているの?ネット配信の仕組みとは??「映画の資金調達・配信の仕組み」

*配給の仕組みと資金調達

 

〈目次〉

 

はじめに

皆さんこんにちは。ホウキ猫と申します!

このブログでは、筆者の気になる雑学を調べて記事にしています。

読んでいただけたら嬉しいです。宜しくお願いします^^

 

さて、今回ご紹介する雑学は・・・

 

映画・アニメーションにおける映画の資金調達です!

 

映画・劇場アニメを作るのはとんでもないお金がかかっていますよね。(億単位!!!!!)

そんな莫大な費用はどこから調達しているのでしょうか?

そしてネット配信などが主流となりつつある、「配給の仕組み」とは??

 

今回はそんな「資金調達」と少しだけ「配信の仕組み」についても触れていきたいと思います。

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mohamed HassanによるPixabayからの画像

 

 

日本での製作資金調達

製作における資金調達方法は、主に「自己資金」・「融資」・「出資」の3種類です。

 

まずは、「自己資金」について解説していきます。

自己資金とは、自分で資金を全て負担することです。

既に製作した映画の収入を次の作品作りに当てる場合などが「自己資金」に当たります。

大体は、「自己資金」で製作が賄われますが、自己資金だけでは製作できない場合、「融資」・「出資」の方法が取られます。

 

「融資」と「出資」の違いは、お金を返す必要があるのかないのかです。

融資」はお金を借りた状況ですので、最後には借りたぶんを返さなくてはいけません。

しかし、「出資」はある意味「投資」です。お金を提供してもらい、成功した場合、その出資額に合った利益分をお返しします。そのため、失敗した場合などはいただいた資金分を必ず返す必要はありません。

 

そんな「融資」は、映画会社に対する融資「コーポレート・ファイナンス」と映画作品に対する融資「プロジェクト・ファイナンス」の2パターンが存在します。

「出資」も、「融資」と同様です。

最近では、1社単独の資金負担ではなく、共同出資による製作が増えています。

 

また、映画ビジネスでは「資金の回収」のことを「リクープ」と呼びます。

必要資金の金額が多く、共同出資・製作(製作委員会方式)が増えたことから「リクープ」がより重要視されるようになりました。

 

海外での製作資金調達

 

実は、ハリウッドを中心に「ネガティブ・ピックアップ方式」という資金調達方法も存在します。

「ネガティブ・ピックアップ方式」とは、制作会社と配給会社との間で、映画の完成を条件とした「ネガティブ・ピックアップ契約」といった配給契約を結び、金融機関から融資を受ける資金調達方法です。

 

1.制作会社のプロデューサーが各役職(キャスト、監督など)から製作参加の意思確認

2.その意思確認を企画書にまとめる

3,企画書を映画会社、配給会社、TV局などに持ち込み配給権、放映権を売却(ネガティブ・ピックアップ契約を結ぶ)

4,「完成保証会社」を通して金融機関へ融資をお願いする

※委託料として製作費のおよそ10%の保険料を支払う=「完成保証(コンプリーション・ポンド)」

 

ラ・ラ・ランド』の監督デイミアン・チャゼルさんは、この映画を作る企画書を持ち込んだ際に、「音楽をジャズではなくロックにするのならば契約する」と言われたそう。

必ずしも持ち込めば企画が通るわけではなく、契約をとるのもかなりの一苦労だそうです。

しかし、彼は当初の企画を曲げることなく、長い年月をかけてついに映画『ラ・ラ・ランド』を完成させました。

 

 

新しい資金調達の形

 

皆さんは、2016年公開「この世界の片隅に」という映画をご存知ですか?

この映画はインターネットを通じて、不特定多数の人から出資や協力を得て資金を集めました

このような資金の集め方を「クラウドファンティング」といいます。

この方法は、「寄付型」、「購入型」、「投資型」などなどかなり多様な形態を持っています。

 

※国内クラウドファンティングの中では「キャンプファイヤー」と「モーションギャラリー」が有力。

 

インターネットと配信

 

近年では、オンデマンド配信によってネットを活用した配信市場が目立つようになりました。

このような配信の仕組みについて少し触れてみたいと思います。

 

【配信の仕組み】

 

1.配信元事業者が版権所有者にライセンス料を支払う

2.版権所有者が使用許可を出す

3.配信元事業社が配信事業者へ作品提供

4.配信事業者(TVの場合→CMを入れることで収入を得る)

      (その他→コンテンツ会員料で収入を得る)

 

 

 

まとめ

 

映画を作るためには、莫大なお金がかかります。

中には、どうしても映画を作るために約3億円の借金をした映画監督さんもいるようです。

 

いかにしてうまく資金を調達するかがキーポイントになってきますね。

 

また、近年では、オンデマンド配信で映画を楽しむことが多くなってきました。

コロナウイルスの影響で以前より映画視聴の機会が増えた方も多いのではないでしょうか。

かなり簡潔にまとめてしまいましたが、「配信」の裏側は上記4.↑のようになっています。

映画を見る際には、この記事を思い出していただけると嬉しいです^^

 

それでは今回はここまでで!

 

 

参考・出典 中村恵二、荒井幸博、角田春樹
『最新映画産業の動向とカラクリがよ〜くわかる本』

 映画産業・制作背景についてとても詳しく解説されています!

もっと詳しく学びたい方にお勧めです。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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